我楽駄@備忘Log

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原作の面白さは超えられない

NHKがかなり力を入れて昨夜から放映を開始したドラマが有りますが・・・



数年前に同じNHKでアニメで放送していたから見たことのある人も居ると思いますが、上橋菜穂子氏の書かれたファンタジー小説”守り人”シリーズの1作目にあたる「精霊の守り人」です。
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僕はアニメを見て原作が気になって、一連の守り人シリーズをすべて読みました。
アニメ版の「精霊の守り人」では、舞台の”新ヨゴ皇国”は日本的な感じの国として描かれてましたが、ドラマでは・・・
途中からつまらなくなってきて居眠りしてしまったので、もしかしたら描かれていたのかも知れませんが、川と牢獄、宮廷内、山の中しか記憶が有りません。
架空の国の話なのでどこか特定の国に見えてしまうのは駄目なのかも知れませんが、ドラマは鳴り物入りで始めた割には(放送開始90年記念とか4K映像とか・・・)ショボイ感じが否めないです。
今後出てくる登場人物に”トロガイ師”という老呪術師が居るのですが、高島礼子氏が特殊メイクで演じているとのことですが、”特殊メイク”を使うなら誰だって良かった訳で・・・きちんと演技の出来る役者さんならだれでも出来るのでは?と思ってしまいました。

主人公のバルサを演じた綾瀬はるか氏もね・・・八重の桜の演技が妙にちらついて・・・
あのドラマも”頑張ろう東北”の一環で見るなら良いのですが、ドラマの作り自体は駄目駄目だったと思います。(新島譲と知り合った後の方が長いのに、戊辰戦争の会津城での戦いが妙に長くて、ドラマの後半がオマケに思える作り方でした)
原作の設定上のバルサは30過ぎの女用心棒で、かなりの修羅場を潜り抜けてきた筈なのに・・・
ドラマでは皇子(チャグム)を助けた後で、あっけなく捕えられて獄に繋がれている、何となく、その辺の描写にも違和感を覚えたんですよね・・・
そんな簡単に捕えられてしまうような人に、「皇子を連れて逃げて欲しい」って妃が頼むかな?と・・・

守り人シリーズは原作でも8~10年くらいの話で、ドラマの方もこれから長期間放映するらしいけど、脚本家・演出家は変えた方が良い気がするのは僕だけかな?
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原作者の上橋菜穂子氏は文化人類学者(だった筈)で、架空の話の中でもそれぞれの国ごとの食べ物を設定して、それを独立させて1冊の本にした人だからね。
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架空とはいえそれぞれの国のモデル的な国は有る訳だから、そこから有職故実的な要素他を取り込めれば良いけど、昨日のドラマを見た限り(途中寝てしまったけど)安っぽそうな設定だったな~と

NHKはドラマのことばかり触れているけど、数年前に自局で放映したアニメの方も本当は参考にすべきだったと思うな~(アニメも原作に無い描写とか多かったけど)
世間の評価ともかく、第一話を見た(寝てしまったけど)僕の評価あ低いです。
by hane_tomo | 2016-03-20 16:05 | 読書 | Comments(0)